Posted on Tue Apr 22 12:54:18 +0900 2008 by nabeken
こんなニュースがありました。
Ubuntuだけが頼り? レッドハットとノベルは一般向けLinuxを今後も提供せず
Red Hatによると、同社がコンシューマー向けデスクトップLinuxを提供しないのは、「デスクトップOS市場が、あるベンダーの支配に苦しめられている」(Red Hat)という背景がある。
ここでの「あるベンダー」がどの会社を指すかは明白だ。「1社による寡占状態が続いており、(デスクトップOS市場で)利益を上げるのは難しい。しかも、いまだに多くの人々は、今日のデスクトップLinuxは端的に言って(Windowsの)実用的な代替選択肢にはなりえないと考えている」(Red Hat)
なんだか、最近の Linux 界隈では Ubuntu というと Linux そのものを指すと思っている人達もいるそうです。これは Windows との類推で、 Ubuntu 以外に Linux がないと思っているのでしょうか…。学校の図書館を見回すと数人 Gnome な人を見かけますが、やはりだいたい Ubuntu。
RedHat や Novell も商売なわけで、オープンソースで食っていく企業としては妥当は判断でしょう。
お金を払ってでも Linux のデスクトップを使いたいという消費者のニーズは(かなり)少ないと思う。黙って Windows 使ってるよ、消費者は。この世界は趣味と実益を兼ねている人が大勢だと思う。
昔と違って、ハードウェアのサポートはかなりよくなっているから、自分でかんばればなんとかなるし、わざわざ商用を使う必要性も薄れてると思う。(昔は商用を使うのはこのへんの担保もあったと思うし)